2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アルバムレビュー

Gunther Schuller, John Lewis:Jazz Abstractions (Atlantic 1960年) ガンサー・シュラーは1925年ニューヨーク生まれ、ホルン奏者、作曲家として活躍し、ニューイングランド音楽院の学院長、また小沢征爾などとタングルウッド音楽祭も主催し、その活動は実に…

池田一さんのアースアートプロジェクの中でわりと最近のものを紹介します。 イタリアの南チロル地方での「Water Blooming」 www.youtube.com

アースアートについて1冊の書物を紹介したいと思います。ミネソタ大学出版局が刊行した「アースアートの倫理学 The Ethics of Earth Art」です。 1960年代の、美術館やギャラリーを飛び出して、草原や砂漠などの自然の中で制作されたアースワークやランドア…

Pup Scan

一度はあきらめていた、Pup Scanというスキャナーだが、いよいよ出荷されるという連絡が来た。今度は本当だろうか。本当だと思いたいが、さてどの程のものなのか。Scanした時の補正機能が十分でないと、スマフォやデジカメで撮影したのと変わりはないと思う…

池田一パフォーマンス

池田一さんのパフォーマンスCDをChap Chap Recordsから2枚発売した。 音響作品と言うのか、サウンドーアートを言えばいいのか、音が流動的な、触視聴的空間へと喚起される。換言すれば無分別のシニフィアンがあらゆる方向に響きわたるのである。インスター…

CreatespaceからKDPへのペーパーバック

CreatespaceからKDPへの移行手続きを行った。 KDPでは電子書籍は日本語対応になっているが、ペーパーバックは日本語不可となっている。これは残念だ。今までCreatespaceから出した本はそのまま引き継がれているようだが、すでに修正などはできない。電子書籍…

ジャズ・ピアノ教本の変遷:1936年から現在まで

本書は1936年以降、日本及びアメリカで出版されたジャズ・ピアノ教本(作・編曲、理論書も含む)について紹介しています。ジャズ教本創成期(?)の今では入手しにくい絶版書もなるべく紹介するようにつとめました。尚、掲載した本は著者が実際購入し、弾い…

アート・クロッシング創刊号"池田一特集"

私が編集を務めているアート・クロッシングの創刊号は池田一氏の特集でスタートした。池田氏は地球環境問題、特に水に関する問題と強く結びついたアートワークを世界的規模で展開し内外で高い評価を受けているアーティストである。1991年、21回サンパウロ・…

ジャズピアノ入門に最適な教本『Jazz Piano Concepts & Techniques』(John Valerio/Hal LeonardCorp)1998年

私なんかにも、「jazz pianoを弾いてみたいけど、何か良い教本はありますか」と言う質問を受けることがある。本格的にジャズを演奏したいなら、ジャズスクールに通うのが手っ取り早いだろうが、私もそうだったように、まず書店や楽器屋に行って、教本を1冊…

Createspaceから on-demand on Amazon、KDP

オンデマンドによる印刷本、CD、DVDの制作、また電子書籍と、自己出版が世界中で盛んだが、もっとも人気があったCreatespace(Amazonの子会社)のサービスが終了し、まもなく、CD、DVDはAmazon本体の「on-demand on Amazon」印刷本は電子書籍のKDPのサービス…

ジャズピアノ教本

私がjazzに興味を持った高校生の頃Jazz界はソロ・ピアノブームでした。セシル・テイラー、マッコイ・タイナー、チック・コリア、キース・ジャレット、ダーラー・ブランド、スタンリー・カウエルと言ったピア二スト達が続々とソロ・ピアノ・アルバムをリリー…